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今回は、今更聞けない受験基礎知識と銘打って、
「よく使われているけど実際のところよくわからない」ものを簡単に説明していこうと思います。
今回のテーマは「偏差値」。
受験生が一喜一憂する偏差値ですが、実際のところ、どういった基準で決められているのか、よくわからないという人は多いのではないでしょうか。
wikipediaには、以下のように書かれています。
偏差値(へんさち、英: standard score)とは、データの値が、平均50、標準偏差10のデータに変換(正規化)したときに示す値のことである。(wikipediaより転載)
はい、分かりにくいですね。
また、私たちが日常的に使っている、成績を表す”偏差値”というものは、いわゆる”学力偏差値”というもので、上の物とはさらに別物です。
学力を測る際の特殊な偏差値、”学力偏差値”には以下のように書かれています。
学力偏差値は、統計学により定義される。標準得点の一種であり、学力試験の得点の分布は正規分布に従うとしたときの、自分の得点が受験生全体の中でどれくらい高い・低いかを表す指標である。(wikipediaより転載)
…本当にわかりにくい表現ですね。
これを、簡単に説明していこうと思います。
まず、簡単に言うと、
偏差値とは、「”平均から見て”全体の中でどれぐらいの位置にいるか」を数値化したものです。
まず、簡単に言うと、
偏差値とは、「”平均から見て”全体の中でどれぐらいの位置にいるか」を数値化したものです。
なので、平均点ぴったりの人は基本的に偏差値50で、
平均点より上の人は50より大きく、
平均点より下の人は50より小さくなっていきます。
そして、学校の難易度を示している場合は、”合格するにはこのぐらいの位置以上にいるといいよ”という指標になります。
…これぐらいはなんとなく分かりますよね。
河合塾の模試の場合、合格できる可能性が50%になるラインから+2.5ぐらいの偏差値がいわゆる”C判定”として、そこを基準にしてA,B,D,Eの判定を付けていきます。
(偏差値55.0の大学の場合、55.0~57.4までがC判定)
でも、全体での自分の位置なら順位を見た方が単純で、わかりやすいような気がしませんか?
実際、順位は模試の成績表にも書かれていて、目安として使うには充分に思えます。
実際、順位は模試の成績表にも書かれていて、目安として使うには充分に思えます。
でも世の中で使われているのは、偏差値というわざわざ計算をしないと出てこないような数字です。
何故なんでしょうか。
…続きは次回。
…続きは次回。
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