2021/04/11

今更聞けない受験基礎知識 ~共通テストの特徴って?⑥~

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さて、今回は数学編です。


共通テストは、そもそも”思考力・判断力・表現力”を測る目的で作成されました。



実施された際の特徴として、

”表現力”が測り切れていない現状があるというのは英語・国語でお伝えした通りですが、




数学も同様でした




というのも、数学にも記述問題が入る予定だったからです。



数学の記述というとどんな問題を、と思うかもしれませんが…



計算の過程から答えまでを全部書かせて、


全部合っていれば10点、どこかに間違いがあれば0点という


かなりヘビーな問題が想定されていました。




しかし、これはかなり微妙な問題です。


解を導き出すやりかたが無数にあるからです。




1+2=3ですが、一方で2+1も3です。
1.5+1.5も3になります。


49+49を求める時、シンプルに足す人もいれば、
頭の中で(50-1)+(50-1)に変換して、100-2として計算してしまう人もいると思います。


図形の面積を求めるのは、公式を使ってやるのか、
はたまた複数の図形の組み合わせなのか、
大きい図形から小さい図形を引いたものなのか。
(ひし形の面積の求め方などはまさにこれですね)

考え方は違いますが、全て正しい面積が出ます。



全て正解ですが、途中式が採点対象になると、全て間違いにもなりえます。
出題意図と合致しているか、という観点があるからです。




これをどこまで間違いにするのか、というところの判断基準が難しいのです。

英語・国語も同様ですが、”同じ内容”を言い換えたり・省略をしたりすることは珍しくないからです。




かつ採点官のアルバイトにそんなことを判断させるのか、

採点ミスは発生しないのかなどなど、不安が爆発しました。




…ということで、数学の記述問題もなくなり、

こちらも”表現力”の計測ができていない、というのが現状です。


…次回は、数学の出題形式についてです。


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